☆3月の研修☆

3/15(金)緊急時対応・褥瘡防止研修を開催しました☆

 

緊急時とは!?どのような事が該当するでしょう。

 

まず、ご入居者の体調不良が確認された時

発熱・転倒・嘔吐・吐血・窒息・呼吸していない

意識がない・意識混濁などがあります。

 

周囲のスタッフに応援要請し、バイタルサインと症状の確認を行います。

オンコール対応し、AED対応の判断・場合によっては心臓マッサージ開始。

 

状況に応じて救急搬送要請、常に意識状態を確認します。

 

日中は、看護師やスタッフも多くいますが、夜間は限られたスタッフしかいないため、素早い判断対応が求められます。

夜間においてのオンコール対応方法はすでに各ユニットへ掲示していますが、

再度、確認を行い、玄関の開け方、必要なもの等、実際に行いました。

 

このような研修を繰り返し、緊急時の対応を身に付けていきたいと思います。

 

☆褥瘡予防研修☆

 

褥瘡についての理解を深め、なぜ褥瘡ができるのか、

予防方法は?等学びました。

 

褥瘡は、体重で圧迫されている所の血流が悪く滞ることで、

皮膚の一部が赤い色味を帯びたり、ただれたり、傷が出来てしまうことです。一般的には「床ずれ」ともいわれています。

 

私たちは、無意識のうちに眠っている間は寝返りをうったり、長時間椅子に座っている時はお尻を浮かせるなどして、同じ部位に圧迫が加わらないようにしています。このような動作を「体位変換」といいます。

しかし、ご自分で体位変換のできない方は、体重で圧迫された皮膚の細胞に十分な酸素や栄養がいき渡らなくなり、これにより「褥瘡」ができてしまいます。

また、皮膚の表面だけでなく、皮膚の中にある骨に近い組織が傷ついている場合もあります。

 

褥瘡予防について、長時間同じ部位への圧迫をさけるため、定期的に体位変換を行い、寝衣のしわ等にも気をつけます。体位変換は2時間を目安に行い、状況により、体圧分散寝具を使う場合があります。

 

これからもご入居者の日々の様子、栄養状態、皮膚症状等を観察し、褥瘡予防に努めていきます。