給食会議

 

同日、給食会議が開かれました。

毎月の献立についての話と

今回は栄養士より、トロミの基準について

実際に嚥下食を体験するという勉強会も行われました。

 

ソフト食のお粥

トロミを付けたお茶(分量別)

従来の「濃すぎる」トロミのお茶

 

全部署で多職種での勉強会は

いつも新しい発見があります。

勤続20数年、何度このトロミ粥を飲んだであろう。

「いや、ソフト食です」

 

え!こんなにおいしい介護食ができたのか?

時代ですね。昔はドロドロで食べられたものじゃなかった

「いや、ソフト食です」

 

ケアマネージャーも事務も試食。

ケアマネージャーは、誤嚥覚悟での試食でしたが

「え?これ全然ちがう。喉の通りがいい!」

事務もトロミを体験し、率直な感想が聞かれ

現場では分からないとらえ方も勉強になりました。

 

柿沼施設長、喉が渇いたそうなので勧めましたが

「いや、それはいらない」と。。。これがリアルな気持ちですね。

安易にトロミをつけるのは良くありません。

しっかりとトロミ剤の分量を統一し、目安を共有していくことが

誰でも、いつでも、その人を助けられる「介護」に

繋がるわけですから。

 

皆で食べれば、食べられる。

会食も食欲不振へのアプローチのひとつですね。

(副施設長は、義務でしたが。。。)

看護師も久々にトロミ茶をのんで

「あー、久しぶりに飲んだわ」と、この表情。

相手の気持ちにたっての対応は

奥が深く、十人十色、千差万別。

介護の醍醐味ですよね。

 

 

今後も、この勉強会は続けていこうということで

会議は終わりました。

 

※マスクを外した際は、しゃべらず飛沫を飛ばさずに

 手指消毒と会話時はマスク着用を徹底しての会議でした。