「春の宴」までの話(前編)

木曜日と土曜日

現在、デイサービスは職員不足で休業していますが

職員は出勤しています。

花の里のデイサービスの名物のひとつが

「春の宴」「敬老会」「忘年会」でしたが

コロナ禍のあおりをうけて

昨年は縮小、または休止していました。

「春の宴」は以前、民謡の方をご招待させていただき

盛大に、ぎゅうぎゅうに、お客さんだか職員だか

わからないほどの「密集」開催でした。

よくよく考えてみれば

「ご利用者、ご家族、職員、地域」すべてが密になることが

花の里のスタイルだったのかもしれません。

 

昨年4月

地奥別養護老人ホームで数十名のコロナクラスターを経験し

デイサービスも休止。

ご家族の皆さん、ご利用者の皆さんには

多大なるご迷惑とご心配をおかけしました。

あれ以来

だいぶスタイルは変わってしまいましたが

それでもなお、心の距離は密でありたいとしてきました。

「春の宴」もその時期で

休止に追いやられ、それでも、今年

なんとか開催にたどり着けたことも

関係者の皆さまのご協力あってのことです。

 

今年は何をしようか。。。

デイサービスの職員がそわそわし始めるのも

桜の季節。

「春の宴」が、新しい「風物詩」になれたら

「こら、あじすんだい?」

(=これは、何に使うんだい?)

 

そして、一週間をかけて会場づくり。

 

 

今年は、「サンマ船」みたいな飾りにしてみました。

すると、「ああ、よく旦那をこれ使って見送ったなぁ。。。」という

懐かしいお話も聞くことができました。

 

思わぬところに「思い出」は転がっている。