12月の研修

 薬についてのお話です。

 

薬には様々な種類があり、その種類にあった形状(錠剤・粉・カプセル等)

 

になっています。

 

入居者様の状態により、薬がスムーズに服用できない場合もあります。

 

このような状況の原因を4つに分類し、

 

連携する職種を示すアルゴリズムというものがあります。

 

   運動機能障害

   摂食嚥下機能障害

   服薬管理能力の低下

   心理的要因

 

これらの要因を踏まえ、看護職、介護職、介護支援専門員、管理栄養士が

 

連携していきます。

 

そこで、浮間こひつじ園の7つの配薬手順を作成しました。

 

   配薬トレーから内服入居者様の配薬ボックスを取り出す

   入居者様の元へ行き、配薬ボックスじゃら薬を取り出す

   取り出し薬を入居者様にお見せする。

(名前、内服時間の確認)

   各入居者様の内服方法に従い、内服していただく

   飲み込みの確認(飲み込み確認後、再度薬が袋やボックス、テーブル、床、車いすの隙間に残っていないか確認)

   配薬ボックスを配薬カート下段へ入れる

   配薬チェック表に介助者の名前を記載する

(あとでまとめて記載するのではなく、都度行う)

 

薬の事故は、重大な事故に繋がる可能性があり、

 

確実に「7つの配薬手順」を実施する必要があります。

 

入居者様、一人ひとりに各1袋での提供を行っていますが、「1つの袋に入っているから大丈夫」という思い込みをしていませんか?

 

忙しい時はなおさら、そう思ってしまうかもしれません。

 

だからこそ、「7つの配薬手順」をしっかり守り、薬の事故を防いでいきましょう。