忘れられない歌

 

 

「自己流だけどね」

 

そう照れながらキーボードで

童謡を弾いて下さる、ご紳士。

 

 

ちょうど、ここでピアノを弾くと

玄関まで響き渡るのです。

事務職も、お客様も、その音が聞こえてくる。

 

ある方が、いつも歌われる

何かの歌を、聞きながら弾いてみる。

すると

「あれ…この歌は、校歌じゃないか」

どうやら、それは校歌だった。

事務職の方と、ご利用者の方が「繋がる」瞬間。

縁と縁。

そして、その歌は

忘れられなくなる。

 

忘れられない歌と忘れられない人。

そんな

「忘れられない」を

もっと増やしていきたいですね。