唯一無二のお風呂がある花の里

特別養護老人ホームと聞くと

なんとも難しい感じがする。

 

どんなお風呂に入っているんだろう。

 

認知症で、お風呂の入り方がわからない人

オフロ自体がわからない人

脳梗塞などで体の半分、またはどこかが効かない人

寝たきりで体が伸び切ってしまっている人

そんな方々は

機械のお風呂で入るって、、、思いますよね。

 

しかし、花の里の老人ホームは

違います。

機械には、頼りません。

「人間」に、頼ります。

 

ボタン一つで、お風呂から上がる下がるが決められてしまうような

そんな「一方通行な」お風呂にはしません。

 

「入りましょうか」

「でましょうか」

「んじゃ、ま」

そんな感じで

職員と目の前の方との

「共同決定」でお風呂を出たり入ったりする。

 

それこそが「人間」らしさであり

本来、あるべき「血の通った」仕事であると思うのです。

 

 

やはり、確認していかないと

大切なことも忘れてしまう。

 

それも「人間」

 

 

なので

唯一無二の

「花の里のお風呂」の勉強会を

行いました。

司会は若手の職員であり、入浴係のリーダー。

 

前置きはさておき

実際にお湯に入って「浮力」を体感します。

この「浮力」こそが、お風呂の肝。

味方につけるか、敵に回すかで全く介護負担が変わるのです。

腰を痛めそうだと思っている人は

完全に浮力を使えていない証拠です。

 

それをお互いにやりあって

体験してみましょう。

 

浴槽の大きさで

それも変わってくることを体感します。

そして、人の動作の仕組みも

勉強しておかなくてはいけません。

「人間」を活かすには。

 

こちらでは

「〇○さんは、どうやって介助しているか」というような

具体的な話も出ていました。

このお風呂は、十人十色、千差万別

その時その時で違ったりするので

経験と知識で違いが出てくる。

お互いに、どうやっているのかの

情報交換と共有が必要になり

チームとしての真価が問われるのです。

 

このお風呂は

機械のお風呂とは違って

いろんなドラマが生まれやすいのです。

(また、それは別の機会に)

 

そんなことをしているうちに

時間はあっという間。

「こうなった時はどうする?」ゼミを、こっそり開講中。

 

そんな熱いお風呂。

一緒にやりたい仲間、職員を募集しています。

申し込みは気軽に

0470-47-5193まで☆